【スマホ代節約】格安SIM?メリット・デメリット~オススメの選び方【後編】

・スマホ代を安くする方法を知りたい。
・格安SIMって数多くあるけどどれがオススメ?
・格安SIMのメリット・デメリットは何?
・格安SIMの選び方を知りたい。

こういった疑問や悩みに答えます。

✓本記事の内容

格安SIMについてまとめました。【後編】

一人暮らしでの節約経験は、1年ほど
低年収の私ですが、住宅ローンと借金の返済をしつつ、年間100万円の貯金に成功
格安SIM歴約5年

こういった私が、解説していきます。

※注意※

今回の『スマホ代を安くするシリーズ』は、ボリュームが多く内容も詳細であるため、
前後編(2部作)で解説いたします。
すみませんが、お付き合いいただけると嬉しいです。

目次

格安SIMについてまとめました。【後編】

格安SIMを選ぶ際に知っておくべきポイント

格安SIMを選ぶ際には、
必ず知っておくべきポイントが2つあります。
格安SIMを選ぶ際に知っておくべきポイントは、以下のとおりです。

 ・(1)SIMカードには3種類のサイズがある
 ・(2)格安SIMの通信プランの種類

SIMカードのサイズ

格安SIMのサイズは、以下の3種類があります。

 1.標準SIM:縦25㎜×横15㎜
 2.マイクロSIM:縦15㎜×横12㎜
 3.ナノSIM:縦12.3㎜×横8.8㎜

まず、SIMカードのサイズについて解説する前に、
「SIMカードとは、どういったものなのか」を簡単に理解しておきましょう。
SIMカードとは、スマートフォンやタブレットなどの本体に入っている小さなICカードのことです。
SIMカードを端末に差し込むこで、
音声通話やインターネットを利用することができるようになります。
SIMカードは多くの場合、引き出し式のトレイに載った状態で、
スマホ本体内に収納されています。
SIMカードの中には固有のID番号が割り振られており、
利用中のキャリアや加入者情報、電話番号などが登録されています。
SIMカードが装着されていない端末については、
通信回線を使った通話やデータ通信、SMSの送受信などのサービスが一切利用できません。
SIMカードは“スマートフォンの身分証明書”のようなものとイメージしてもらうと良いです。

上記のとおり、
「SIMカードとはどういったものなのか」を理解したところで、
次はSIMカードのサイズについて解説します。
SIMカードの種類別の特徴は以下のとおりです。

 1.標準SIM
ガラケーやiPhone 3G・3GS、初期の3G対応のスマートフォンで利用されており、
現在は、ほとんど使われていません。

 2.マイクロSIM
iPhone4・4Sや2012~2014年頃のAndroidスマートフォンに多く利用されています。
2~3年前の格安スマホでもも利用されており、現在では、
ガラケー(ガラホ)などに利用されています。

 3.ナノSIM
iPhone5以降のiPhoneや2014年冬以降のAndroidスマートフォンで利用されています。
現在販売中のスマホは、基本的にこのサイズが主流となっています。

以上のように、
スマートフォンは、機種によってSIMカードのサイズが決まっています。
もし、間違ったサイズのSIMカードを契約してしまうと利用できないことになるため、
注意が必要です。
もし、自分のスマートフォンに対応しているサイズが分からない場合は、
Googleの検索ツールで「”機種名” SIMサイズ」で検索しましょう。(例:「iPhone12 SIMサイズ」)
また、
最近では「eSIM」と呼ばれるスマートフォン自体に内蔵されているSIMカードがあります。
eSIMの場合は、最初からスマートフォンにSIMカード自体が内蔵されているため、
サイズを自分で選ぶ必要はありません。

格安SIMの通信プランの種類

格安SIMには、以下のとおり大きく分けて3種類のプランがあります。

 ・プラン1(音声通話SIM):音声通話⇒〇 SMS⇒〇 データ通信⇒〇
 ・プラン2(データ通信専用SIM(SMS付き)):音声通話⇒× SMS⇒〇 データ通信⇒〇
 ・プラン3(データ通信専用SIM):音声通話⇒× SMS⇒× データ通信⇒〇

上記の中で、一般的に使われているのがプラン1(音声通話SIM)です。
また、
プラン2(データ通信専用SIM(SMS付き))についても解説しておきます。
このSIMは、通話には対応していませんが、データ通信だけはなく、SMSにも対応しています。
SMSとは、「Short Message Service(ショート・メッセージ・サービス)」の略で、
スマホの電話番号を利用して、メッセージのやり取りができる機能です。
最近はLINEなどのメッセンジャーアプリを使った連絡のやりとりが主流となっており、
「SMSは不要」と感じる方もいるかもしれません。
ただ、SMSは、利用頻度は低いかもしれませんが、
旧Twitter(X)やAmazonなどのアカウント作成時やアプリを使う際の「2段階認証」
で利用されることは多いです。
まとめると、
プラン1(音声通話SIM)を選ぶ人が多いかと思いますが、
格安SIMは必要な機能によってプランが選べる、ということは知っておきましょう。

自分に合った最適な格安SIMの選び方

基本的な知識が身についたところで、次は自分に合った格安SIMの選び方を順番に解説します。
自分にあった格安SIMの選び方は、以下のとおりです。

 ・(1)3種類のうち、どのプランにするかを選ぶ
 ・(2)データ通信容量を決める
 ・(3)利用する通信回線の種類を選ぶ

3種類のうち、どのプランにするかを選ぶ(音声通話付き/SMS機能付き/データ通信専用)

まずは、先ほど解説した3種類の通信プランから、自分にあったプランを選択するのが良いです。
基本的には、電話とデータ通信ができる音声通話付きのプランを選べば、
今まで通りスマートフォンが使えるので、そちらをオススメします。
ちなみに音声通話を従量制にしてしまうと、
30秒に10~30円程度の料金がかかってしまうため、
電話を使用するのであれば、音声通話付きプランに入った方が断然お得です。
またキャリアによって、さまざまな音声通話付きプランがありますので、
「短時間の通話を何度もすることが多い」「長電話の頻度が多い」などの自身の利用の仕方に
合わせたプランを選びましょう。
もし、電話とSMSが全く必要ない場合は、データ通信専用を選べば良いです。

データ通信容量を決める

プランを決めたら、次に必要な通信容量を考えていきます。
通信容量は多ければ多いほど、料金も高くなります。
自身が利用する通信量よりも余分に容量があるプランを選んでしまうと、
繰り越しができず損をしてしまいますので、最適な通信容量を選択していきましょう。
「自分が毎月使用している通信容量が分からない」、という方も多いかと思います。
大丈夫です。
現在、契約しているキャリアのマイページから確認ができます。
目安にはなりますが、
ICT市場のリサーチ会社である株式会社MM総研は、データ通信量に関して以下のような調査結果を出しています。
ちなみにICTとは、通信技術を使って情報をやりとりするサービスのことです。

月間のデータ通信量の調査結果は、以下のとおりです。

 ・月間データ通信量の平均は6.94GB
 ・約6割のユーザーが月間3GB以下

もし通信容量をどのくらいにすべきか迷って決めかねている場合は、
上記の結果を参考にするのも良いでしょう。

通信回線の種類を選ぶ

格安SIMにすることを前提として、
必ず注意しなければいけないことが、以下の2点です。

 ・【1】大手キャリアからの乗り換えの場合、SIMロック解除の対応が必要
 ・【2】格安SIMのキャリアや回線に対応したスマホ本体が必要

こちらをまず、詳しく解説します。

大手キャリアからの乗り換えの場合、SIMロック解除の対応が必要

「SIMロック」とは、
スマホ本体を購入したキャリア以外では、SIMカードが使用できない設定にすることです。

大手キャリアでスマホ本体を購入した場合、
そのキャリア以外ではSIMカードが利用できないよう、SIMロックの設定がされています。
そのため、スマホ本体はそのまま使用しながら、
キャリアだけを大手キャリアから格安SIMへ乗り換えたい場合、
SIMロックの解除を行うことが必要です。
解除方法なんてわからない、という方も多いかと思います。
大丈夫です。
具体的なSIMロック解除の方法については、
Googleなどで「”大手キャリア名” SIMロック解除」で検索する、
もしくは各キャリアに電話で問い合わせをすれば、すぐわかります。
なお、ネットで解除すれば手数料は無料ですが、
店舗で依頼すると手数料(税込3,300円)が必要になってきますので注意しましょう。

格安SIMのキャリアや回線に対応したスマホ本体が必要

スマホ端末によっては、格安SIMに対応していない製品もあります。
乗り換え前は、必ず乗り換え先として検討しているキャリアのWEBサイトなどで、
対応しているかの確認を行いましょう。
もし、対応した製品を持っていない場合は、
新たに本体を購入する必要があることもありますので注意が必要です。

基本的に、「SIMフリー」と呼ばれる製品であれば、
格安SIMを使用できます。
今、自分がお持ちのスマホ端末が「SIMフリー」に該当するものかもWEBサイトで
確認することをオススメします。

以上、2つの注意点を解説しました。

この注意点を踏まえた上で、
自分に最適な格安SIMの回線を選んでいけば良いでしょう。
ちなみに、ここで言っている回線とは、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)3社のうち、
どこの回線設備を借りている格安SIMなのか、という意味になります。

格安SIMへ乗り換えるための3つのステップ

格安SIMへの乗り換えは以下の3ステップです。

 ・(1)MNP予約番号を取得・用意(同じ電話番号を利用する場合)
 ・(2)乗り換え先の格安SIMの申込・契約
 ・(3)届いたSIMカードをスマホに挿入&開通設定

MNP予約番号を取得・用意

NP予約番号を取得するには、まず、
現在契約しているキャリアの専用電話窓口へ電話をして、
MNP予約番号を取得しましょう。

ちなみにMNP予約番号について、以下のとおり解説します。

MNP予約番号とは?
電話番号はそのままで、他社から乗り換える場合に必要な10桁の番号のことです。
現在契約中の携帯電話会社から発行され、
乗り換え先の携帯電話会社や格安SIM会社に申し込む時に利用するものです。
有効期限があり、取得日を含めて15日間ですので、注意が必要です。

乗り換え先の格安SIMの申込・契約

り換え先(新規キャリア)のWEBサイトで必要な書類等を準備します。
準備ができたら、乗り換え先のWEBサイト上で申込手続きを行い、契約をしましょう。

届いたSIMカードをスマホに挿入&開通設定

契約が完了すると、
申込時に申請した本人確認書類に記載された住所宛てにSIMカードが送られてきます。
そのSIMカードをスマホへ挿入して、開通手続きを行えば完了です。
開通手続きについては、できるか不安に感じることがあるかもしれませんが、
Googleで開通設定について検索すれば、
図を見ながら簡単に設定できるWEBサイトなどがありますので、大丈夫です。

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この記事を書いた人

お金の勉強をすることが好きな37歳です。

新卒で上場企業入社⇒結婚・子供2人を授かる⇒転職(年収200万アップ)→マイホーム購入で住宅ローンを持つ→離婚・フリーターになる→投資詐欺にあう→再就職→1年で貯金100万達成!!

現在は、「節約(生活費約8万)」「インデックス投資」でお金を増やしつつ、ブログ運営でお金ノウハウのアウトプットを楽しんでいます。

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